Social Simulation Lab

Data Science
Find the rules.

データサイエンスで隠れたルールを明らかに

研究例(データ指向経営) 研究例(Retail Tech)
Systems Methodology
Involve the essentials.

システム思考でインクルーシブな問題解決を

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Social Simulation
Co-create the future.

シミュレーションで未来を共創する

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お知らせ

ref. 過去のお知らせ

社会シミュレーション研究室

Deliberate thought, purposeful practice.

社会シミュレーション研究室では,社会的な課題や企業の経営課題を対象として,データサイエンス,システム思考(システム工学,システム方法論),シミュレーションを使って,「興味深い現象がなぜ起きるのか?」や「どんな施策が現状を改善できるのか?」を明らかにすることなどの意思決定支援に関連した研究をしています. 社会や組織だから起きる問題を「しくみ」や「しかけ」を分析・設計・改良して,人々の幸せに貢献したい,が研究に共通する想いです.

教員

後藤 裕介(ごとう ゆうすけ, GOTO Yusuke)准教授 [コンタクト] [researchmap(研究者情報)] [ORCID(研究者情報)]

在籍生

修士2年生 4名,修士1年生 6名,学部4年生 11名

(2023年度)修士2年生 1名,修士1年生 4名,学部4年生 10名

(2022年度)修士1年生 1名,学部4年生 12名,研究インターンシップ生 1名

(2021年度)学部4年生 3名

所属

芝浦工業大学 システム理工学部 電子情報システム学科

アドレス

〒337-8570 埼玉県さいたま市見沼区深作307 芝浦工業大学大宮キャンパス 5号館5421 [アクセス]

キーワード

社会シミュレーション,データサイエンス,システム科学,システム方法論,経営情報学

研究テーマ

Democratizing social simulation.

社会シミュレーション研究室では,誰もがシミュレーションを気軽に適切に利用している世界の実現を目標に,データサイエンス,モデリング,シミュレーションの技術と方法論を横断的に研究しています.下記の研究テーマは現在進行のものの例です.取り組む研究課題はこれまでも変遷してきており,将来もこれらに限られるわけではありません.

研究室の活動

Facilitating communication and collaboration.

社会シミュレーション研究室では,教員,学生(ピア,上下),他大学生,企業様など様々な人々とのコミュニケーションとコラボレーションを意識した活動を設計・実施しています.

研究の議論・アドバイス:全体ゼミ(週1回)+個別ゼミ(月1回)

研究テーマに関する議論は研究を推進する重要な燃料の一つです.後藤研究室では全体ゼミと個別ゼミを議論の場として位置づけています.全体ゼミでは,研究室の全体(全学年)にむけた進捗報告と議論を行います.発表する学生は,ピア学生による事前チュータリングを受けて,よいフィードバックをもらうための発表をブラッシュアップした上で,ゼミに臨みます.発表には全員がフィードバックして,発表者は多角的なコメントを参考にして研究を進めていきます.

個別ゼミでは,教員と1対1の面談を行い,今後の研究計画を検討します.面談後は,週単位で達成度合いを評価するための「週報」と日々の活動内容を報告・相談する「日報」により,教員によるこまめなフィードバックを実現しています.自由でありながらきちんと研究するための仕組みです.

研究のための勉強:文献ゼミ(週1回)+グループ勉強会(週1回)

研究をするためには様々な知識・スキルが必要になります.各自が学ぶ内容の他に,研究室としての知識・スキル体系を整えるために,文献ゼミとグループ勉強会を開催しています.文献ゼミでは,研究のしかたの本や専門書を読むことにより,研究室における共通語を形成します.エクストリームリーディングと呼ばれる方法で,その場で書籍を読み皆でまとめを作成します.

グループ勉強会では,類似した研究テーマ(例えばデータサイエンスG,シミュレーションGなど)で学生がグループを構成して,グループごとに共通する技術や知識の習得を行います.この活動は,学年をまたいだ交流も意図しています.

時間と場所を共有する:もくもく会(週1日)

もくもく会では研究室の全員が集まり,一斉に研究に取り組みます.皆が同時刻同じ場に集まることで横のつながりを形成することを意図しています.リモート勤務企業の出社日のように,設計された非構造的なコミュニケーションとしての位置づけです.

対外活動:グローバルPBL+協働型研修+データ解析コンペティション

対外的な活動は,バックグラウンドの異なる人との協働の練習機会として非常に重要だと考えています.後藤研究室ではグローバルPBLや協働型研修,データ解析コンペティションへ参加しています.グローバルPBLはインドネシアのバンドン工科大学(Institut Teknologi Bandung, ITB)とのグローバルPBLに参加し,システム工学を用いた実問題解決に取り組みます.異文化交流と英語でのコミュニケーション訓練も意図しています.

協働型研修では,社会人を対象とした研修に学生も参加して,協働する経験を積みます.さいたま市人材育成プログラム や企業様実施の研修での協働を予定しています.

データ解析コンペティションでは,実データを分析する貴重な経験ができます.希望者は経営科学系研究部会連合協議会が主催するデータ解析コンペティションに参加しています.大阪公立大学森田裕之研究室,大東文化大学白井康之研究室,金沢工業大学石原正彦研究室と連携して,合同チームを作って参加しています.専門の異なる他大学生との協働機会です.

研究室配属・進学

Value and welcome diversity.

社会シミュレーションは「データサイエンス」,「システム思考(システム工学,システム方法論)」,「シミュレーション」を広い意味でのコア技術としていますが,研究や人材育成の面で多様性は非常に重要であると考えています.このため,他大学からの進学も歓迎する方針です.研究室にはない専門技術や知識を持ち込んでいただき,それを活かした研究に取り組んで頂くことも推奨しています.

誰にとっても一番良い研究室というのは無いと考えています. みなさん自身にとって相性がよさそうで,楽しく学び究めることができる選択につながることが一番ですので,可能な限り情報を公開しています.ご関心があれば,ぜひ以下について調べていただき,当研究室についてよく知った上で配属や進学を検討してください.

研究室見学や配属・進学に関する相談は,「コンタクト」よりご連絡ください.

共同研究(受託研究)の募集

社会シミュレーション,データサイエンス,システム方法論の研究や助言依頼を募集中です

研究室の強みである「データサイエンス」,「システム思考(システム工学,システム方法論)」,「シミュレーション」に関わるテーマで研究室としてお受けできるテーマであれば,積極的にお受けしたいと思っています.

過去に共同研究(受託研究)に取り組ませていただいた企業様は以下の通りです.多くの企業様と複数年に渡り,長期的な取り組みの中で,課題設定・研究開発を行わせていただいています.1テーマに対して基本的に学生1名と教員が担当し,定期的に打合せを行いながら,研究を推進していきます.卒業研究や修士研究として取り組ませていただくことが多いことから,研究成果については学会での発表なども積極的に行わせていただいています.貴重なデータを使わせていただけるなどの条件によっても異なりますが,目安として年間100万円前後でお引き受けしています.

  • 株式会社リバティ・CO・クリエーション
  • アールアイ・ソフトウェア株式会社
  • 白石食品工業株式会社
  • 盛岡ターミナルビル株式会社
  • Don Don Up株式会社

学生の教育と研究を兼ねて取り組ませていただくケースが多いことから,短期的にしっかりとした成果が求められる業務委託に近いものよりも,「取り組んでみたいと考えているが,社内にリソースが十分でなく,取り組むことができていない課題」や「課題自体があいまいであるが,取り組みを通じながら,どんなことができそうかを探索している段階」でのご依頼ですと,貢献できる可能性が高いです.ご興味をもっていただけましたら,「コンタクト」よりご連絡ください.

サイトマップ

芝浦工業大学内部生および進学を考えている外部生

こちらに情報を集約していますので,ぜひ御覧ください!


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